ひろつるメソッド「英語ぐんぐんニャードリル」は小学生の英検5級・4級の学習におすすめ教材です

小学生の子供に英検5級または4級を受験させたいけど、どんな教材を使えばいいの?

と悩んでおられる方もいらっしゃると思います。

そんな方におすすめのテキストの一つとして、「ひろつるメソッド 英語ぐんぐんニャードリル」

をご紹介します。

目次

ひろつるメソッド「英語ぐんぐんニャードリル」は小学生の英検5級・4級の学習におすすめ

Amazonで本を探していたら、学習参考書部門で1位だった「ひろつるメソッド」。

「ひろつる?」と不思議に思いながらポチっと購入してみました。

「ひろつる」というのは著者「廣津留」さんの名前でした。

①書いてある内容に無駄がなくてシンプル

絵がすごくかわいくて、あと中の文字が黒と赤だけ、という何とも私好みの教材でした。

文法の説明は一切なく英語の日本語対訳があるだけです。

すごくシンプル。シンプル イズ ベスト。

②大人が子どもの隣にいることが大事だということを教えてくれる

私が一番共感したのは、「大人が子どもの隣にいること」という言葉です。

「英語は自分では教えられないから、スクールにすべてお任せしたい」という方もいらっしゃいますと思いますが、1日5分で構いません。

一緒にテキストを開いて勉強を見てあげてください。

一緒に英語を声に出して読んであげてください。発音なんて下手で大丈夫です。

そうすることでお子様に学習習慣、学習方法が自然と身についてきます。

他にもこのテキストに書いてあることは、私の指導方針とよく似ていて、参考になることが多いです。

すべての子どもに英語が好きになってほしい、という著者の想いが伝わってきます。

③テキストの構成がよい

全体の構成としては、STEP0からSTEP8のレベルになっています。

各STEPはだいたい3つから10つのユニットで構成されています。

最初は”banana”や”melon”などなじみのある単語から始まります。

しかしSTEP3の後半くらいからなかなか難しい単語が混じってきます。

STEP4からは英文のオーバーラッピングやシャドーイング、長文の読解です。

大人の方でも苦戦する方がいらっしゃるのではないでしょうか。

一つのユニットの量が多すぎなくて、挫折しづらいのもポイントが高いです。

「英語ぐんぐんニャードリル」の口コミ

インターネット上でも評価の高いレビューが多いです。

キャラクターがかわいい

効率よく必要なことが学べる

量が多すぎなくて挫折しない

Amazonより

高評価のコメントは私が思ったのと同じような内容でした。

使うときに注意すること

①タイトルは「ドリル」だがドリルではない

タイトルは「ドリル」ですが、書き込んで解く練習問題のプリントではありません。

しかも鉛筆で書き込むところは皆無です!

書きむドリルをお探し方は注意してください。

英検5級、4級では英文を自分で書く必要はありませんからね。

②スタンプやシールの準備は自分でしなくてはならない

1日分終わったらスタンプを押したりやシールを貼ってあげましょう、とアドバイスが載っています。

そしてこんなにかわいいキャラクターが載っているのでシールとかついているのかな、と思いましたがありませんでした。

自分やお子様の好きなスタンプやシールを準備してあげてください!

③これ1冊だけでは英検対策にはならない

「英語ぐんぐんニャードリル」は本当に無駄がなく、英検に必要な、単語力、文法力(文法を教えているわけではないのですが)、リスニング力の習得に向いていると思います。

ただ、これ1冊で英検に合格するかというと疑問が残ります。

英検は独特な問題方式ですし、特に並び替え問題は初めて遭遇した子のほとんどが何をやっていいのか分からない問題です。

英検の問題、また英検の時間に慣れる、という意味で英検の実践的な問題集を解く、ということはどうしても必要になってきます。

テストの前には過去問題集や予想問題集を使って本番のテストの形式に慣れましょう。

まとめ

「英語ぐんぐんニャードリル」は以下の点でおすすめです:

  • 書いてある内容に無駄がなくてシンプル
  • 子供に英語を好きになってほしい、という著者の想いを感じる
  • 構成がよい

逆に使用するときに気を付ける点は、

  • 名前はドリルだがドリルではない。
  • スタンプやシールは自分で準備が必要
  • これ1冊では英検対策にはならない

です。

興味のある方はぜひ。

そして最後にもう一度。

全ての子どもに英語を好きになってほしいなあ☆

読んでいただきありがとうございました。

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